朝起きて、軽く卒論指導の準備をする。まず具体的なイメージを掴むのがいいと思うので、サンプルとしてちょうどいい分量の過去に書いた論文を読んでもらう予定。元々はTAをしていた授業のレポート課題から発展したものなので、元のバージョンと比較しながらレポートサイズの問題と論文サイズの問題も体感できる。
その後はオリエンテーションその２。昨日で流れはなんとなく理解したので、つつがなく終える。追加でゼミ生が入ることになりそうだが、人数的には問題ない。
帰宅後、昨日に続いて短い論文のための文献調査。今日の一番の収穫は、少なくともこれまで調べてきた主要な先行研究では言及されていなかった重要なポイントをある一次資料から発見できたこと。さらにそこから新たに論文を読み進めていると、またしても重要な資料を知ることができたが、これは（おそらくは）出版されていない手紙で、ハーバード大学図書館のアーカイブコレクションに所蔵されている。調べたところ、ウェブ上でもそれなりに閲覧できるようなので、デジタル化に感謝しながらしばらく情報を探してみる（途方もない量にならないといいのだが）。
