19/4/2024 (Fri.)

5コマの後に校務があり、帰るときには19時を過ぎていた。軽く買い物をし、これからバスで帰宅する。

今日はそもそも授業が3つあったので、一時間だけ研究時間を捻出し、申請書ふたつを作成した。両方とも申請書の内容自体は書き終えていたので、経費の入力だけだったが、ひとつはすぐに終えて提出した。もうひとつの方は、まだ相場がよく分かっていなかったので、とりあえず直近の採択されたものを調べて平均の経費を算出し、自分の研究計画と比較する作業。すべての入力を終えることはできなかったので、明日にでも提出しようと思う。

四年ゼミの方はもっと学生の発言をメインに進めたかったものの、つい喋りすぎてしまった。約10人いるので、どうしても講義パートが増えてしまうのだが、次回からはもう少しおさえていきたい。こちらの話ばかりだと学生も疲れるだろうし自分も疲れる。

18/4/2024 (Thu.)

先ほど校務が終わったので、遅い時間のバスを待つためにブログを書いてしまうことにする。

今日は色々とやることのある日ではあったが、2時間ほど研究時間を捻出することができた。内容は引き続き原稿執筆。元々書いていただいぶ長めの文章をカットしていきながら、論旨を成立させると同時に時間に収める工夫をする。元の文章を書いたのはたしか九ヶ月ぐらい前だったので、読み返すとアラも目立ち、吟味しながら剪定作業をしているのだが、今日のところは特にあまりしっくりこずに時間をかけてしまった。気づけば明日で今週の平日は最後になってしまうので、今週の目標が達成できるように調整しなければならない。

17/4/2024 (Wed.)

学部の会合があり、現在帰宅中。今日は授業がひとつだけだったので三時間ほど研究時間をとることができた。相変わらず発表原稿を書き進めて、本題パートに入っている。そのなかで、最初に書いていた第一パラグラフはアネクドート的に有効かと思っていたものの、発表時間を考えたら取り除いた方がいいなと思い、約一ページぶんカットした。それなりに時間をかけて書いた文章を思い切って取り除くのは、かつては指導教員にしてもらっていた仕事だが、もはや自分で判断してやらなければならない。しかしそこには爽快な快感があると感じられるようにもなった。

16/4/2024 (Tue.)

5コマが終わるのが17:50で、その時間だと一番近いバスでは一時間弱待たないといけなくなるので、夕飯を買って研究室で食べてから帰宅するというのを実験的にしてみることにした。先ほど夕食を終え、いくつかの校務をし終えた。あまり遅い時間まで職場に残っているのは好きではないししたこともないので——もっとも、一般的な平均に比べたらそれでも帰宅時間が早い方ではあるのだろうけど、そもそもそれは平均が遅すぎるのだろう——、今後もこのスタイルを続けるかはわからないが、とりあえず。

今日は三つ授業があったので、午前中の空いているときに一時間研究。発表原稿の続きを書き進めた。ここ最近投稿した論文はふたつとも丁寧なわかりやすいかたちで構成していたのだけれど、原稿を書くうえでひとつの参考として読んだ論文やそれが掲載されているジャーナルを見ていると、メタランゲージやサインポストがほとんどないスタイルの(文中の挿入句でかなりさりげなく「本稿のフォーカスであるところの」ぐらいに入れているような)ものが多かったので、試しにそういう風に書いてみている。おそらく読者を惹きつけるためのテクニックなのだろうけど、もう少しこのスタイルの文章の得手不得手を体感レベルで知りたい。

15/4/2024 (Mon.)

午前中に学会発表の原稿執筆。引き続きイントロを書き進めた。本論の部分の材料はすでに多くあるので、明日以降で編集しながら字数を調整する。場合によっては思ったよりも早めに完成するかもしれない。

午後は主に授業準備をした。今週の授業の8割ぶんぐらいは準備し終えたのではないか。

14/4/2024 (Sun.)

昨日は22時半過ぎに帰宅したので、今朝はゆっくりめに活動し始めてから、オンラインで執筆進捗ミーティング。午後は読んでもらうように依頼していた論文にコメントがついて返ってきた。同時に申請書へのコメントを頼まれたので、そちらを読んですぐに感想を返す。論文の方では、内容面にはほぼ修正がなく、英語をいくつか直してもらう形になった。かなり面白く感じてくれたようで、これは掲載されるはずだ、と背中を押してもらう。その勢いで、すぐに直すところを直して書式を整え、夕方前には投稿を済ませた。これで二週間弱前に投稿したものと合わせて現在二つ査読中の状態になった。明日からはしばらく論文執筆は休止して、学会の発表原稿作成に集中する予定。

そういえば、1年ゼミで使用する教科書として以下の本を読み進めているが、このシリーズは本当にすごい。これをしっかり読んでもらえれば、特にこちらから言うことはないので、あとは好きなように本を読むなりしてください、と言って終わらせたくなるほどだ。自分もそうだが、大半の研究者はここに書かれているような知識を教科書を通じてというよりは経験的に身につけてきたと思うが、それがこれだけ体系的にまとめられているのだから、便利なものだ。

  • 佐藤望編『アカデミック・スキルズ——大学生のための知的技法入門』(慶應義塾大学出版会、2020)

 

13/4/2024 (Sat.)

一週間分の肉体的な疲れが出ていたようなので、朝から全体的にゆっくりと過ごしていた。授業準備のために少し本を読み、研究関連では論文を少し読み、発表のための全体像を考えていた。発表については、とりあえず現時点で一番重要なポイントだけを整理してみて、それを読み上げるのにどれぐらい時間がかかるのか、残りの時間はどれぐらいあるのか、を考えてみた方がいいかもしれない。学会での研究発表は数年ぶりなこともあって、いまいち軌道に乗り切れていない感じがある。

今日の夜は大学時代の後輩と食事なので、少し早めに家を出て都心の大きめの本屋でもぶらついてみるのがいいかもしれない。