15/3/2024 (Fri.)

引越しの諸々が落ち着いたので、近所の大きめな市立図書館に初めて行って、午前中から五時間ほど論文を書く。研究らしい研究が久々にできた。

新居のある街はメインの図書館に加えて複数の分館があることが最大のいいところだろうと予想していたが、その通りだった。分館のひとつは歩いて5分のところにあるものの、パソコンを持ち込んで作業できるスペースがあるのはメインのところだけのようで、アクセス方法としては自宅から(1)徒歩(20分、無料)、(2)早めのバス(10分、170円)、(3)鈍行バス(15分、100円)の三種類がある。今日は鈍行バスに乗ったが、このバスは安いぶん小さい車両で常に満員に近い。明日は試しに歩いて行ってみる。

論文は国際誌に投稿する予定のもので、ほとんど原型はできている文章の英語と構成をブラッシュアップする作業。あれよあれよと放置していたので、今月中にはある程度の形になった初稿を完成させたい。

そういえば、図書館の作業スペースは席番号が指定されるつくりになっていたが、利用者の席の指定の仕方が昔ネットカフェでバイトしていたときにお客さんをブースに入れる方法と同じだった気がする。端と端をつくりながらなるべく利用者同士の間に隙間をつくっていく。ネットカフェと違うのは、お互いを仕切る壁がなく、作業中に疲れて腕と背中を伸ばしたときに程よい距離で市民が視界に入ることだった。